ニュース
「植物園に行こう!」のページを仮オープンしました
2024年1月に開園100周年を迎える京都府立植物園を応援するページを作成しましたので、ぜひお立ち寄りください。ページはまだ構築途上ですが、これから少しずつコンテンツを充実させていきますので、ご期待ください!
葵祭の行列が4年ぶりに行われました
京都三大祭りの1つ、葵祭の行列が4年ぶりに行われました。雨で1日延期となっていましたが、16日は好天に恵まれ29℃の猛暑の中での行進となりました(おつかれさまでした)。ちょうどラボセミナーの終了時刻に北大路を通過したので、皆で見学してきました。
イネBSR1遺伝子の過剰発現がサトウキビ、トレニア、トマトに耐病性を付与することを明らかにし、International Journal of Molecular Sciences誌に発表しました。
Sporisorium scitamineumによる黒穂病は、サトウキビの最も深刻な病害の一つです。また、Rhizoctonia solaniは、イネ、トマト、ジャガイモ、テンサイ、タバコ、トレニアなどさまざまな作物に甚大な被害をもたらします。しかし、これらの病原菌に対する有効な耐病性遺伝子はこれらの植物種では同定されていませんでした。本研究では、イネの受容体様キナーゼ遺伝子BROAD-SPECTRUM RESISTANCE 1(BSR1)を導入し過剰発現させたサトウキビ、トマトおよびトレニアがこれらの病原菌に対して抵抗性を示すことを明らかにしました。BSR1遺伝子の導入が多くの作物に広範な病害抵抗性を付与するための簡便で効果的なツールとなるものと期待されます。
本研究は、農研機構・森 昌樹 博士らとの共同研究によるものです。論文は2023年2月11日に科学雑誌International Journal of Molecular Sciencesに掲載されました。
静岡大学で開催された日本育種学会第143回講演会に参加してきました
☆ 発表演題は以下の通り。
・「プリンセチア(Euphorbia pulcherrima x Euphorbia cornastra)に高頻度で
・「コムギのNORにおけるrDNAユニットの構成と発現」(
今後の国際的なコムギ研究の指針となるWheat InitiativeのStrategic Research Agenda(SRA; 戦略的研究目標)を紹介した総説がAgronomyに掲載されました
Wheat Initiative (WI)は、コムギに関する研究の国際協調の推進・調整を目的に、G20農務大臣会合の合意により2011年により設置された組織です。半田教授は、WIの発足以来、研究委員会委員や研究理事会の理事として、その活動に携わってきました。昨年、WIは、新たな世界情勢や新技術への対応するために、その戦略的研究目標(SRA)を改定しました。
この総説では、今後、進めていくべき国際的なコムギ研究の目標と、それに対するWIの関与について紹介しています。
この研究は、WIに関わった多くの関係者との共著で、2022年11月7日にAgronomyに掲載されました。