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2022 / 08 / 08 14:33
当研究室がサポートする京都府立桂高等学校の育種研究提案が「第6回 高校生科学教育大賞」の最優秀賞を受賞しました
京都府立桂高等学校(京都府京都市)の研究提案「懸崖菊優良品種の茎頂培養による保全と重イオンビームによる新品種の育成」が、バイテク情報普及会が主催する「第6回 高校生科学教育大賞」で最優秀賞を受賞しました。
https://cbijapan.com/education/
「高校生科学教育大賞」は、これからを担う高校生が「植物バイオテクノロジー」と「持続可能な農業」とについてより深く学び考えるきっかけつくることを目的に2017年に設立され、毎年支援対象校を公募しているものです。上記の研究提案では、本学科の野菜花卉園芸学研究室卒業生の宮脇潤先生が関わり、高校での教科、TAFS(課題研究:第2研究群、教員3名、生徒38名)の授業において、植物バイオテクノロジーの技術を利用して、京都の伝統的な在来品種や栽培方法の保存、地域の農業振興などにも貢献されています。 今回は3名の生徒が研究提案を行い、京都府向日市の特産品である懸崖菊(けんがいぎく)の生産農家が1軒だけになった状況をバイオテクノロジー技術で救おうとする着想が高く評価され、受賞に繋がりました。
この研究では、重イオンビーム照射を理化学研究所 仁科加速器科学研究センター 生物照射チームが、植物組織培養技術を当研究室がサポートしています。